毎年、師走になると、お世話になったお客様へ年末のご挨拶に伺います。

昨年初めてリフォームさせていただいたU様邸にもお伺いする予定をしていたところ、
「新年のご挨拶をご遠慮いたします」と、喪中ハガキが届きました。

 

ご主人がお亡くなりになられたとのこと。

 

ちょうど1年前。リフォームの打合せで、ご主人とはたくさんお話させて頂きました。
クリスマスイヴにリフォームが完成し、あんなにお元気そうだったのに。。。

 

その後、U様のお宅にお伺いをし、リビングには1年前に無かったお仏壇が置かれていました。
ご主人の遺影を見て、やっと現実だということが理解できた感じです。

 

奥様からお話をお伺いして、1年の間に嬉しいこと、悲しいこと、
本当にいろんな出来事があったということでした。

 

『色々あったけど、あの時にリフォームしておいて本当によかった。
子供が突然彼女を連れて来て、リフォームして2ヵ月後に結婚したり、
主人も自宅療養を望んだので、気持ちよく過ごしてもらうことができました。
今考えると、リフォームはあのタイミングにしか出来なかったなと思いました。
色々とお世話になり本当にありがとうございました。』と。

 

お話をお聞きして思ったのは、

U様のご主人も、
リフォームをご自分の納得のいく内容で行い、
1年弱でしたが、整った気持ちの良い我が家で暮らすことが出来、
最後まで、大切な奥様にも傍にいていただけた。
先に逝ってしまわれることはもちろん悔やまれますが、
最後はお幸せだったのではないかと。

何よりも、奥様に整った終の棲家をプレゼントできて、そのことにおいては安心されているのではかいかと感じています。

 

それと同時に、私は以前リフォームをさせていただいた
2つの現場のことを思い出しました。

 

1つ目は、

『最近母親の衰えが進んだような気がする。』
というお話から、段差だらけの家を、全面バリアフリーにしたお宅。

リフォームの打合せ期間中に、お母様が倒れられ入院。
リフォーム完成後に退院をされましたが、しばらくは家の中でも車椅子生活をされていました。

『リフォーム前なら、母親を家に連れて帰ることはできなかった。自分の将来も安心して暮せるし、あの時決断して本当に良かった。少しでも親孝行出来た気がします。』

と仰ってみえました。

 

 

二つ目は、

奥様から、
『和室をリフォームしたいので、相談にのってもらえませんか?』というお電話をいただき、

お話を伺ってみると、
『近いうちに、娘が彼氏を連れてくるような気がする。』
と仰いました。

年が明けて、娘さんから『合わせたい人がいる』と言われ、
あれよあれよという間に、ご結婚。

この和室は、もともと奥様が寝室にしていらっしゃった部屋なんです。

ご自分の寝室を他の部屋に替えて、和室を客間にされたいという事でした。

LDKに隣接している和室なので、
娘さんのご出産のときや、お孫さんと遊びに帰省されたときも
大変重宝されているとのこと。

このときも、
『結婚が決まって、ご両親もご挨拶にいらしたし、本当にやっておいて良かった~。』
と言ってみえました。

 

住まいを整えると
人に感謝できたり、
幸福な出来事が起こったりします。

 

只、そのことに
気づくか
気づかないか
ということだと思うんです。

 

もうひとつ大切なのは、
どのお客様も、普段から家族以外の人にも
感謝の気持ちを持たれている方だということ。

 

これが、一番大事かもしれませんね。

 

 

話は戻りますが、

ご主人を亡くされた奥様は、
このところ少しずつですが気持ちも落ち着かれ、
外へ出かけるようにされていらっしゃったり、
食欲も戻られつつあるとお聞きし、
その笑顔を拝見して少し安心しました。

 

このような状態の方に、
こんなお誘いをするのは非常識と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は奥様にこう言いました。

 

『今度、当社でイベントを開催するので、気晴らしに遊びにいらっしゃいませんか?
ご主人は当社へ来ていただいたことがありますが、奥様はまだ来ていただいたことがありませんでしたね。
こういうときに、どんな会社なのか一度見にいらしてください。』と。

 

色んな人と話をすることで、少しでも気が紛れたり、
わんこがお好きであれば、看板犬のサリーとリボンにも触れ合っていただき、
セラピー犬のようにお役に立てたらいいなと思っています。

 

 

奥様にご紹介したイベント ⇒ 詳細はコチラ

 

それでは、今日はこの辺で。

 

良い(いい)家(や)を造りたい!
暮らし改善カウンセラー
井伊谷 亜希子