玄関・廊下の床がフローリングがふわふわします【施工事例】 

お得意様で瑞穂区のMさまより、「1Fと2Fの廊下の床がふわふわするところがあるので見てほしい。」と、ご相談がありました。

2階のトイレ前の床。知らずに歩いたらフワッとして、ドキッとしました。

戸建て木造の1Fの合板フローリングやベニヤの下地がふわふわするときに思い当たる原因は2つ。

合板(薄くスライスした木材を、何層も貼り合わせて製品にしたもの)の接着剤が効かなくなって層が分離したか、床下の湿気→シロアリの被害が起因するものか。

今回は、2階の廊下もふわつくということで、経年で接着剤の機能低下によるフローリング材の分離と判断しました。
(注)シロアリは2階にも上がり木部に被害を及ぼしますが、今回は色々な状況を確認しての判断です。

各部屋のドア下の敷居が1.5cmほど高かったため、既設のフローリングへ新たにフローリングを増し貼りすることで段差が解消しバリアフリーになりました。

最近のフローリングは、木目がプリントしてあるシート貼りのものが多く出回っています。
特に最近の新築のマンションの床に採用されていることも多いですね。

木目がリアルなので、ぱっと見気づいていない方が多いと思います。

Mさまに、夏場はスリッパを履かれるか、素足でいることが多いかをお聞きしたところ、素足だとおっしゃったので、表面が無垢のフローリングをお勧めしました。

シート貼り仕上げのフローリングは、素足だとべたつく感じがするんです。
無垢の方が、さらっとしています。

また、今回のフローリングは、ワックス不要。さらに滑り止め機能付きで、後期高齢者のご夫婦にも安心です。

下の写真は、
施工後:左 / 施工前:右上 / 
施工中(既設の上がり框にリフォーム用の框を被せているところ):右下

本来の床工事の手順は、フローリングを施工してから、壁の一番下にの6cm前後の巾木という木材を施工します。

リフォームの場合は、巾木をのこしたままフローリングをは後から施工するので隙間が生じやすいのですが、そこは技術力でカバー。
ほとんど隙間がなく納まりました。(感心)

Mさまにも、「綺麗になったね。床のふわふわも無くなったね。」と、喜んでいただきました。

そして、お土産にいただいた、プチトマト。
一口食べたら、「すっごくあまーい!」 今まで食べたトマトの中でダントツ一位です!

市場には出回っていないそうで、恐るべし主婦の入手ルート。

奥様から「また何かあったら、宜しくお願いしますね。」と、お声がけいただき、無事にお引渡しをしました。

いつも施工に大変協力的で気遣ってくださるMさま。こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします!