80代ご夫婦の家。玄関・廊下の床フローリングが歩くとフワフワするを解消するリフォーム【施工事例】 



お得意様で
瑞穂区のMさまよりご連絡があり
「1Fと2Fの廊下の床がふわふわするところがあるので見てほしい」
と、ご相談がありました



2階のトイレ前の床
知らずに歩いたらフワッとして、ドキッとしました▼

戸建て木造の1Fの場合
合板フローリングや
ベニヤの下地がふわふわするときに
思い当たる原因は2つ




ひとつは
合板(薄くスライスした木材を、何層も貼り合わせて製品にしたもの)
の接着剤が効かなくなって層が分離したか

もうひとつは
床下の湿気→シロアリの被害が起因するものか

今回は
2階の廊下もふわつくということで
経年で接着剤の機能低下による
フローリング材の分離と判断しました

(注)シロアリは2階にも上がり木部に被害を及ぼしますが
   今回は色々な状況を確認しての判断です。




フローリング工事をするにあたり
今回のお悩みの解消だけでなく
他にもメリットがあります



各部屋のドア下の敷居が
1.5cmほど高かったため

既設のフローリングへ
新たにフローリングを増し貼りすることで
段差が解消しバリアフリーになりました


最近のフローリングは
木目がプリントしてある
シート貼りのものが多く出回っています



特に最近の新築のマンションの床に
採用されていることも多いですね

木目がリアルなので
ぱっと見気づいていない方が多いと思います

Mさまに
夏場はスリッパを履かれるか
素足でいることが多いかをお聞きしたところ



素足だとおっしゃったので
表面が無垢(天然木)の
フローリングをお勧めしました

シート貼り仕上げのフローリングは
素足だと湿気を吸わないので
べたつく感じがするのに比べて
無垢の方が、さらっとしています

また、今回のフローリングは
ワックス不要


さらに滑り止め機能付きで
80代・後期高齢者のご夫婦にも安心です


左:施工後
右上:施工前 
右下:上がり框(かまち)の施工中
(既設の上がり框にリフォーム用の框を被せている)▼


新築時の床工事の手順は
フローリングを施工してから
壁の一番下にの6cm前後の
巾木という木材を施工します

リフォームの場合は
巾木を残したままフローリングは
後から施工する場合があり


その場合
巾木とフローリングの間に
隙間が生じやすいのですが
そこは大工さんの技術力でカバー

ぱっと見た目に隙間なく納めてくれました(感心)

Mさまも
「綺麗になったね。床のふわふわも無くなったね。」
と、喜んでいただきました

そして、お土産にいただいた
プチトマト


一口食べたら
「すっごくあまーい!」 

今まで食べたトマトの中でダントツ一位です!



市場には出回っていないそうで
恐るべし主婦の入手ルート



奥様から
「また何かあったら、宜しくお願いしますね。」
と、お声がけいただき、無事にお引渡しをしました

いつも施工に
大変協力的で気遣ってくださるMさま
こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします!